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ぎっくり腰を和らげるツボアプローチ

ぎっくり腰をツボで緩和

 2024年/4月6日更新

 

コロナ禍の話です。

数か月ぶりに鍼灸施術の訪問リハビリを再開することになった際の患者様の症状でした。

この情勢もあり、動く機会が大幅に少なくなったため、筋、関節がこわ張り、腰が痛重い状態にあったのです。

 

 

そこで実施しましたのが、今回のアプローチ(実施後痛みレベルが10から3に減少!)

 

慢性的な疲労による、腰部の強烈なハリ感・こり感・常に重く響く鈍痛または
急に刺すような早い痛みにも、軽減効果が期待できる万能ツボ(経穴)のご紹介です。

●まずは結論から、ツボ(経穴)は5つあります。
※WHO的にはツボではないが、ここではツボと記しますね。

腰の痛みだが、狙うのは耳なんです!

耳ツボ

 

①帯状回
②視床
③オメガ2
④原点
⑤神門

 

その名も【戦場鍼】BFA(Battlefield Acupuncture)
おっかない名前ですよね・・・その発生由来は米軍(navy force)から来ております。

戦場という過酷な状況下、その場でケガを負った場合、無論病院施設の手当てなんてありませんから
衛生兵からの応急処置を施した後、超危険地帯ですから、速攻で移動しなければなりません!

担いでその場から離れる為に、仲間も必死で救援に向かうわけですが、その動きが遅いと話になりません。
共倒れです!

こういった窮地の手助けを無駄にしない為にも、負傷兵の痛みを出来得る限り少なくし、
できれば自力で逃げれる程のすばやい効果が発揮できる対処方法が求められた訳です。
(ま~そういう状況にならない事が1番なんですけどね・・・)

かくして、誕生に至ったわけです。

なぜ耳?

 

 その理由としては脳にあり!

痛みのシグナルを出している脳に直接働かせるわけなんです。

大雑把な機序として=耳に鍼刺激 → 脊髄(中枢N)→ 脳の血流アップ → 偏桃体の興奮がさがる → 痛みが減る!となる

※詳しい機序=痛みの伝導路→脊髄毛様体路→下行性痛覚抑制系とググってみてくださいね。

どうやるの!?

 

 例えば、右腰が痛いとします。


→まず両耳を下方向に伸ばしどちらが痛むかをチェック


→痛い側の①帯状回の周りで一番痛い所をチェック


→そこに、円皮鍼(パイ◯ネッ◯スの0.2×1.5ミリ)を使います。


→痛みがレベルが10段階のうち3まで下がれば、そこで終了します。

→痛みレベルがまだ高い場合は、逆側の①帯状回に同じように使用します。


→痛みレベルが3以下になるまで、②③④⑤と進めてゆく流れとなります。

※人様には行わず、あくまでセルフにてお願いいたします。
(行う前には必ずアルコール消毒ですよ!)

 

パーソナルセッションでは何をやるの!?

 

このテーマである戦場鍼は

転倒等の急な事故やギックリ腰などへの施術対処療法となります。

痛みが続く場合は医療機関への受診をお願いしますね!

 

根本としましては、腰の状態を整形外科的評価法身体動作評価法(FMS)などの

テスト評価を用いて客観的に静と動の現状を把握し、修正動作を再教育していくアプローチが必要となります。

 

その結果、一方的な身体の使い方から左右差を減らす

(怪我せず欲しい競技動作の出力を向上)という結果に繋げる事が出来てきます!

このスポーツ競技の現役寿命を延ばす方法論こそ、私が提供できますパーソナルトレーニング内容となります。

 

皆様の腰の違和感が減りますよう、切に願っております。

不安ごとを前以って聞いて解決できるよう、無料相談も承っております.
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クリック後、すぐにご予約成立にはなりませんので、ぜひ、安心してお受け下さい。

 

この記事の制作者

 

前川 太一
・筋肥大科学系鍼灸師
・出張フィジカル・パーソナルトレーナー

 

出張パーソナルトレーニング