筋肥大は超意識こそが極意!!
この記事は
筋肥大への果てなき渇望、以下
筋肥大を加速させるチャレンジ精神の強い方に対してお送りします。
『自分への挑戦』、
『トレーニングは戦場』
『1セットは出来得る限りシンドク』、
『生理的限界点に近い肉体的限界への挑戦』、
『自分に負けない心』
『1セットで目標とする筋に発達を促せる刺激・破壊をぶち込む事(1人で!)』、ならびに
『1セットでホルモン活性濃度の最大化を狙いたい(1人で!)』
意識によって効かす筋トレが働く仕組みとして、
まずは面子を紹介したいと思います。
※ミオシン・アクチン・速筋遅筋などはでてきません
どうでもよいので・・・(問題はそこではないということ!!)
α君:運動神経ニューロンのこと
スイガイちゃん:α君と同一人物
γさん:運動神経ニューロンのこと(スイナイさんと同一)
Ⅰaさん:筋紡錘のこと:筋から反応する
Ⅰbさん:腱紡錘のこと:腱から反応する
Ⅱ型さん:感覚神経の1つ
効かせながら、筋肥大を促すためには以下の過程が必要!!
筋紡錘(α&錘外筋)→γ運動ニューロン→錘内筋線維
→筋の動的静的変化検知+Ⅱ型のAβn線維+筋紡錘・腱紡錘の同時使用
→随意的最大等尺性筋収縮→空間的加重→運動単位増大
→筋繊維内の神経インパルスの発火頻度増大
→シナプスからアセチルコリン・グルタミン酸も全開放出→神経感度ビンビン→超効く状態の完成
というルートがが必要となるわけだ!!
筋肥大の真のポイントは3つの感覚受容器を使うこと
①γさんの発動力強化
②ⅠbさんとⅠaさんを可能な限り同時に発動すること
③Ⅱ型さんを活用(筋膜関連収縮等)
①γさんの発動力強化
人間動き始めは、α君が働くんです、この子は筋が伸びているときは良く動くんだけど、
ギュッと縮めようとするとそっぽを向きます。
そこで、登場するのがγさん、彼は意識をしなくても働くのだけども、
意識的にギュッと力を込めると、α君も釣られて良く動いてくれるようになります。
このγさん2つの特技があるんです。
①【筋の伸びる速度の変化】
②【筋の長さの変化】
この2つが揃い多くなればなるほど、いい仕事をしてくれます。
つまりトレーニング動作中、多くの速度変化ならびに長さ変化があればあるほど働きがアップする
=筋繊維内の神経インパルスの発火頻度が増大する!
という事を意味してるんですね!!
②ⅠbさんとⅠaさんを可能な限り同時に発動すること
Ⅰbさんはアイソメトリック運動(等尺性運動)時
(腕を上げてそのまま動かず力を入れているとき)
だとIaさんも活動したままとなる!!
ところが、目的とする筋部位(筋繊維)に意識しても、
1回、2回、3回、と上げ下げするだけの運動の場合、
Ibさんは働いてもIaさんの働きが弱くなる!!
トレーニング動作に当て込めた場合
ウエイトの動作止まっている局面、ここで目一杯力を入れると、このスイッチが働くんですね。
このトップ(短縮領域でのアイソメトリック局面)
とボトム(伸長領域でのアイソメトリック局面)の局面で
最大意識の筋収縮ができれば、筋繊維内の神経インパルスの発火頻度があがるということ
③Ⅱ型さんを活用
みなさんも、ベンチプレスをしているとき、重い局面と軽い局面が現れることは承知の事実ですよね!
この軽くなる局面がここのテーマです。
意識せず、トップで挙げきると関節で負荷を受け止めるため、
・関節の動き(振動)を感知するⅡ型さんが働かなくなる
・関節ロックとなると、α君も働かない!
=Iaさんも働かなくなる
すると一気に発火頻度が落ち、運動単位も低下するため筋収縮に関与する働きも下がってしまう。
なので、トップは楽なんですね!!
Ⅱ型さんは、振動や加速度・圧力・速度を皮膚から受け取る受容器なので
これらを働かせることが重要になってきますよね!
※ちなみに、ヒフと筋膜から刺激を感知するパチニ小体
これを筋膜関連収縮によってⅡ型スイッチを発動することが出来ますよ!!
比較としての余談になりますが!
こちらのテクニックを使用している方も多い事とおもいます。
トレーニング動作として、◯ィル・◯ィース、◯ニー・◯ールマン、◯ランチ・◯ォーレン、その他
プロビルダーが最も良く使用しているインティニュアス・トレーニング法(テンション継続法)
これは、ウエイトを挙げきった所と下げきった所も止まらないので、
◯初速の変化と長さの変化が起きにくい!=γ運動ニューロンが使いきれない!
◯一番美味しいトップとボトムの随意的最大等尺性筋強縮
(ⅠaさんとⅠbさんの同時発動)も使わない!
結果、筋繊維内の神経インパルスの発火頻度増大は上がりきらない!
だから疲れない!(結果延々とセットが組めてしまうんですよね・・・)
ただこのトレーニング法が悪いわけでなく(特にプロビルダーには良いですよね…)
ある程度の効果もでる中強度の良いトレーニングテクニックの1つなのですが、
①②③受容器を発動させる場合と比較すると、2つ難点もあるというのも事実
と捉えても良いのではないでしょうか!
まとめますと、極意、超意識によって効かす筋トレ法とは
トップ&ボトム局面での、【随意的最大収縮=強縮】によって①②③を発動させ空間的加重を起こし、
1セット中の1回1回で筋繊維内の神経インパルスの発火頻度ならびに
運動単位の増大と筋収縮に作用する神経伝達物質の増大(効いてる感度)
を意図的に引き起こす作業を言います。
通称:MSEC法
(mass muscle method super effective & super conscious)
超意識して超効かせる筋肥大法
重さはライトライトでも高強度となり、超効き、超疲れる!!!
1セットでヘトヘト=終わった後は喋れません!
※お恥ずかしい話、私もパンプ感が激しい事と、疲弊感が高い為、1種目2セットが限界の状況です。
半年以上停滞している、効き感がイマイチ、1セット目からパンプ感を充満したい等
お思いの皆様にはおススメのトレーニング方法となる事でしょう!!
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この記事の制作者
前川 太一
・筋肥大科学系鍼灸師
・出張フィジカル・パーソナルトレーナー